自分の髪で作る 色々なウィッグ

サロンでカットした髪で出来る色々なウィッグ

みなさん一度はヘアドネーションという言葉を耳にしたことがあると思いますが、ヘアドネーションというのは、基本的に

‘‘小児がんや先天性の脱毛症、不慮の事故などで頭髪を失った18歳未満のお子さんの為に寄付された髪の毛でウィッグをつくり無償で提供す活動の事を言います‘‘

素晴らしいシステムですが、実際に寄付した髪がどんなウィッグになり、どんな子に寄付されて使用されるかというのは、確認できないというのはありますね。

中には、パーマやカラーを繰り返して傷んでいる髪は、実際に使われずにそのまま放置されているケースも多いようです。

今回はそういうヘアドネーションとはちょっと違うシステムですが、

私どものサロンで切った髪を使って出来る色々なウィッグのケースをご紹介したいと思います。

ご自身のヘアピースを作ったり、身内の方で、たとえば、娘さんが切った髪の毛でお母さんの部分ウィッグを作ってあげたり、

抗がん剤治療を来月開始するという方が、脱毛前にご自分の髪をカットして医療用ウィッグを作ったり、以前あったケースでいうと、

ある小学六年生のクラスの女の子が抗がん剤治療を始めることになった時に、その子の為にクラスの他の女の子のお友達が髪を切って

医療用ウィッグを作ってあげたりと、結構色々なケースがありますが、大変ご好評いただいております。

 

切った髪の毛でウィッグを作ると言っても思い入れは様々で、先ほどの様に、自分のお母さんの為にウィッグを作るとなると、割としっかりしたウィッグをお作りになるというケースが多いのですが、中には切った髪をそのまま捨てるのはもったいないという事で、例えば、まとめ髪の際に使う付け毛や、部分エクステのような本当に小さい付け毛に加工しておくなど、割と軽い気持ちで作られる方も増えています。

中には、まだ全然脱毛で悩む状態ではない方も、将来薄くなってしまうかもれないから将来の為にウィッグを作っておくなど、そういう方も多くいいらっしゃいます。

もしも、作りたいウィッグが、ご自分の髪の毛だけで足りない場合は、もちろんこちらですでにご用意がある毛髪をプラスして混ぜて作る事も可能です。

更に言うと、切った髪の毛というのは、生ものというか自然のものなのでそのまま放置しているとどんどん水分が失われてしまい傷んでしまいます。

その為、ウィッグを作るときは、髪の毛の残っている表面のキューティクルを全部剥がしてケラチンというたんぱく質で周りをコーティング加工します。この加工をしておくだけでも髪の毛の持ちが全然違ってきます。

もし、今すぐウィッグにする予定が無くても将来的にウィッグにするかもしれない位の軽い気持ちで、毛髪の確保としてケラチン加工だけするというのも承っておりますのでお気軽にお問い合わせください。

 

 

 

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