ストレートアイロン、設定温度は何度がベスト?
こんにちは吉川こと髪質再生師よっしーです!
ご自宅で髪のスタイリングによく使われるアイロン、今回は使用時の設定温度について、僕なりの見解を書いていきたいと思います!
アイロンのメリット、デメリット
ここ数年でアイロンユーザーは多くなりましたよね。癖も伸ばせて、ドライヤーとブラシよりも早い、綺麗、思い通りに出来て、何より髪を濡らさなくてもセットできると、色々とメリットだらけなアイロンですが、欠点といえば、熱による傷みが伴うということ。
髪はたんぱく質ですから、高温を多数受けると、熱変性と言って熱独特のダメージを受けてしまいます。熱変性はたんぱく質の一部が炭になってしまう事で、ほぼ枝毛になります。しかも熱による枝毛は毛先だけではなく、毛先から3センチ手前とか、途中の部分にも出来てしまうため、めちゃめちゃ厄介。枝毛切れ毛の負のスパイラルから抜けるにはカットしかありません。さらにパーマやストレートなどの施術が厳しくなります。
美容師として言える事は、熱変性は絶対に避けたいダメージ、といっても過言ではありません!
では、アイロンは熱変性が起きるから使ってはいけないかというと、そうではありません。なるべく熱変性を起こさないように上手に使えば良いのです^^
まずは、どうして髪に形がつくのか、というメカニズムを知ろう!
髪には様々な結合があるのですが、中でも結合の7割を占めると言われている水素結合とう強力な結合があります。水素結合は、濡れると離れて、乾くと結合するという実に単純な性質があって、日々のスタイリングにとても影響がある部分。寝癖も、ブローもアイロンも全て水素結合が影響しています。
ちなみに髪には水分を含む力があり、乾いた髪にも健康毛であれば10%程度水分を含んでいます。乾いた髪にアイロンをいれると、ドライヤーで飛ばしきれなかった残りの水分をもう少し飛ばすことが出来るので、また改めて形がつく、ということなのです。
ドライヤーは風口の温度は約90℃〜110℃(機種によります)、それに対してアイロンは100℃〜200℃程度の温度設定が出来るものがほとんど。乾いた髪でもアイロンを入れるとさらに水分が飛ぶことで、また髪が形付けられるのは、理解できましたでしょうか?
では設定温度は何度が最適?
ざっくり言うと上限は180℃までが良いと思います。基本的にそれ以上の温度が必要な場合は、挟む毛束の厚みと滑らせるスピード、この二つを変えることをお勧めします。
例えば、100℃で20秒と200℃で1秒、どちらが熱くなるか、何となく想像できますよね。毛束に厚みがある場合は、一本一本の髪の温度が上がらず、水分も蒸発しません。また、滑らせるスピードにより伝わる熱量も変わります。
毛束の量と、滑らせるスピード、この二つを自分ルールとして決めておき、その中で思い通りになる一番低い温度を探すというのが理想的なアイロンの設定温度と使い方になるのではないでしょうか?
ケース別アイロンの毛束の取り方
ケース①癖もなく毛先の動きをつけたい場合
サイドは2パネル、後ろは3パネルくらいに分けてボブの場合は挟んでから1、2秒で毛先まで滑らせるスピードが理想的です。
量が多い場合はサイド3パネル後ろ4パネルくらいに分けると良いと思います^^
ケース②癖が気になって根元から伸ばしたい場合
癖の強さにもよりますが、2センチくらいの厚みで分けとっていくと思い通りに伸ばしやすいと思います。温度設定も170℃前後になるのではないでしょうか。
細かく分けとるのは一見面倒で時間がかかりそうに思いますが、分けとって伸ばすことでスムーズに伸ばせ、そして1日崩れにくくなると思います。
如何でしたか?アイロンを使う時には是非参考にして見て下さいね!
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