ワインのウンチク・・・
豊富な種類、料理にもとても合い、お酒として最も古い歴史もあるワイン。
皆さんはワインはお好きですか?
ワインを飲むと動脈硬化・ガン・アルツハイマー・白内障予防になることが解っています。
ワインの成分は分析してみると、水・果実・アルコール・糖分・タンニン・タンパク質・
ビタミン・ミネラル・によってワインは創られています。
その結合によって出来ているポリフェノールなどが有名です。
ポリフェノールとはぶどうの皮や種、葉に多く含まれ免疫系の働きをします。
例えば、ぶどうに寄生虫や菌類が付着し皮などが傷つくと、速やかに傷を治す作用があります。
免疫系といいましたが、抗酸化物で、人間で簡単に説明すると
年齢と共に身体は老化(さび)していきます。
ところが、この抗酸化作用のあるポリフェノールは老化防止(さび防止)に優れており、
言い換えると、血管系の強化、がん予防、アルツハイマーの予防や白内障の予防などに
優れていると言えるのでしょう。
ちなみに、赤ワインの主成分であるレスペラトロールというポリフェノールの一種には
「むくみ」予防の効果があるようで、すでにアメリカではブームのようです。
それだけではなく、肥満のマウスに高カロリーの食事を与えていたにもかかわらずレスペラトール
によって健康が改善し寿命が延びたという研究結果も出ているとのこと。
ということは、食事制限で健康維持!は分かっているけど、なかなか出来ない方、
ワインを飲めば一般的に健康維持に好影響ということが解ってきましたね。
古来ワインは飲み物としてだけでなくお薬として、
外傷の消毒薬やリウマチ、湿布などにも使われていたようです。
有名な話では、中世ヨーロッパでペストが大流行した時、当時は死の病として恐れられていました。
国は感染拡大を恐れ4人の囚人を刑罰として埋葬の仕事をさせたそうです。
(当時は宗教的な理由から火葬はせず、埋葬が一般的でした)
ところがこの囚人達はペストに対して免疫があったらしく感染しなかったのです。
その秘密を聞いたら、毎晩ニンニクとワインを混ぜたものを飲んでいたそうです。
現在もこの飲み物、「囚人の泥棒の酢」という名で売られているみたいです。
ちなみにコレラ菌もワインで死滅させることが出来るとの事。
ワインとは飲んで良し、身体にも良い万能薬。
ただし、くれぐれも呑まれないように・・・
さて、先日このワインを使ったヘッドスパの講習に行ってきました。
この様子もアップする予定ですのでお楽しみに!