カラーやパーマ液が臭うのは悪い事じゃ無い!?

こんにちは、ラテ自由が丘 髪質再生師よっしーこと吉川です。

 

パーマやストレートやカラーの臭い、気になりますよね。

 

施術中の臭いは

僕たち美容師は慣れてしまって、

もうよく分からないレベルなのですが、

お客様からしたら、美容院でしか嗅がない独特な臭いだと思います。

 

 

最近は臭いに対して、マスキングの効いた薬剤もどんどん出てきているのですが

まだ施術中もしくは数日間、臭いなぁーと感じる事は多々あると思います。

 

ところで何故薬剤は臭いのでしょうか?

 

臭いの素は色々あるのですが、中でもツーンとする刺激臭ありますよね。

あの素になっているアルカリ剤。

主にアンモニアやモノエタノールなどが使われています。

 

アルカリ剤は、パーマ液やストレートパーマの1剤では、

パーマの有効成分が髪に浸透していくように、

髪の中に道を開ける役割があります。

 

カラー剤ではアルカリ状態にすることで

メラニン色素の脱色作用を起こすような働きがあります。

 

これが多ければ、薬剤は強くなります。

それに比例して髪の負担も大きくなります。

 

分子量が大きければ揮発せず安定してずっとアルカリを維持しますし

分子量が小さいアンモニアは、揮発してツーンと鼻をつくような臭いがします。

 

あまり好かれる臭いではありませんが、クサイのも一概に良くないとは言い切れません。

というのも、揮発する事は徐々に薬剤のアルカリ量が少なくなる

ということなので、最初は必要だった薬剤のパワーも

時間とともに必要なくなるように、揮発する事で設定されていたりするんですって。

ある種のツーンとした臭いも、必要悪というモノなのでしょうかね・・^^;

 

他にもパーマの有効成分はクサイモノだらけ。。

分子中に硫黄を含んでいますからね。

またまた雑学ネタでした。

 

髪質再生師よっしーでした!

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