髪質再生剤は季節に応じて行っていますよ!

こんにちは、ラテ自由が丘 髪質再生師の吉川です。

髪質再生は季節によって使う薬剤の種類が違います。

湿気が高ければ表面のコーティングを重視しますし、乾燥時期は内部保湿と柔らかさ重視の栄養剤を使います。

それは髪の構造状、表面は撥水性、内部は親水性だからで、使い分ける事で、季節の悩みに対処できるからです。

 

 

日本は四季があるので一年を通して湿度の変化があります。

湿度は髪に影響を与えます。

 

それは髪にある水素結合が影響するのですが、日本人の7割が自称くせ毛と言われるほど広がりを気にされる方が多く、湿度が高ければ膨らみ、低ければ乾燥でパサつくことを気にされています。

 

湿気で膨らむのは、髪の水分を保つ性質によって、空気中の湿気を取り込むため、ドライヤーでまとまるように乾かした部分や、巻いてセットした部分に水分が入り、元の髪のカタチに戻ってしまうからで、結果うねりや広がりが気になったり、巻いたカールが戻ってしまうのです。

 

髪の傷みは、まず表面から進みます。

表面は撥水性なので、ダメージ毛こそ空気中の湿度の影響を受けやすくなります。だから広がりやすくなるんですね。

 

また、そのままダメージが進むと、内部の損傷が起こってきます。そして、もろくなった内部は、少しずつ流出し隙間が生まれます。

 

内部は親水性。適度に水分を蓄えられなくなると、パサつきカサカサで硬い質感になりがちです。艶はもちろん、思うようにまとまってくれないので、大変です。

 

そういったダメージを修復するには、髪のタンパク質に近い擬似成分を閉じ込め、表面からコーティングをする必要があるのですが、その配合バランスは髪質に応じ割合を変えていきます。

これは自社開発の薬剤だからこそなせる事。

 

また、季節に応じた対処、

例えば、湿度の高くなる梅雨から夏にかけて(夏は汗をかいて頭周辺の湿度が高くなる)はコーティング重視。今のように乾燥の季節は内部を保湿重視する、といった事を行えます。

 

基本は世間で主流の、主成分が油分のトリートメントには頼りません。

油分のトリートメントは、とても滑りや手触りが良くなるので、扱いやすく髪も柔らかくなるのですが、髪の内部、外部をしっかり修正していく事はできません。

否定するわけではありませんが、髪の擬似成分で集中補修をしながら、必要であればプラスする。そういう考えで行う事で、ダメージに困っていた方の髪質を改善してきました。

 

髪は傷むと自己修復ができませんからね。

季節の変わり目、先々のコンディションのことも考慮しつつ、でもあまり我慢もせずヘアスタイルを楽しみましょう^^

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