ミラノコレクションへ行ってきました⑤ ミラノレポート5

こんにちは!!!ミラノコレクションレポートです!!!

今回は長文編です。(前編)

前回もお話したように、ミラノコレクションのバックヤードへ現場の声です・・・・・・。

あまり体験したことがない緊張感と高揚感がたまりませんよ!!

日本でも本物のバックヤードに実際入っている人は数少ないんではないかと思います。

 

今回は、面白いので、2009年、私の行かせて頂いたミラノコレクションと2006年、パリコレクションに参加したスタッフの生の声を比べてお送りしたいと思います。

(ここからミラノはMでパリはPでお送りします)

M・・・・朝の7時30分現場に到着。こんなに早くからコレクションの準備がされていることにびっくりです。本番は1130分スタートです。

前回も書いたのですが、私はマックスマーラーのスポーツブランドのスポーツマックスというブランドに参加しました。

会場にはスタッフとモデルさんらしき人がパラパラいる感じ・・・・・・。

私はヘアーで参加したのですが、ほかにメイクとフィッティングの人やたくさんのスタッフがかかわっています。

モデルも40人以上いるので、ヘアーを担当する人たちも15名くらいいました。

緊張する中、ヘアーのリーダーのジミーという男性を紹介され、たどたどしい英語でご挨拶。もっと英語が・・・・・・・話せたら・・・・・・。この後私はもっとこれを感じることとなります。

 

P・・・・2006年はエルメスとジョンガリアーノというブランドに参加しました。エルメスでメイクをしたスタッフの生の声です。

本番は夕方5時にスタートで1時に会場入りし準備を始めました。

やはり天下のパリコレクション。モデルさんはプライドが高くて神経質なのか??現場は戦場?など緊張と不安が入り混じった状態でした。

実際現場に着いたらかなり皆さん、のんびりお話いていたり、食事していたりとリラックスムード。

ちなみにフランス語でメイクさんのことをマキュアージュというそうです。マキュアージュ15名くらいでモデルさんの人数は45名くらい・・・・・。

夕方のステージもあってモデルさんのいり時間はバラバラで他のステージをいくつも掛け持っていて、終わってから来る人もいます。

そのためかなりギリギリになる人もいます。

 

M・・・・・徐々に人も集まってきて、きているモデルさんからメイクが始まったりしてきました。ヘアーにもモデルさんがちらほら・・・・・・。日本人はヘアーで一人だったので、初めてということもあり、なにをしていいのか????

そうこうしているうちに、各セット面に写真が配られ、リーダーのジミーがデモンストレーションを始めました。

このステージで作るスタイルです・・・・・。なんと直前まで外部に漏れないようにスタイルなどは極秘なのです。

このブランドはスポーツラインというのもありとてもカジュアルな感じの衣装だったのもあって、スタイルもナチュラル・。

日本人も好きそうなカーリーなカールスタイルでした。

テーマはスーパーシャイン。とにかくつやっぽくつやっぽく、弾むような軽やかなカールスタイルという指示がありました。

ただ特定の決まった長さが必要であったようでエクステンションをつけるという指示もありました。まったく見たこともやったこともないスタイルでなくて一安心。

会話はイタリア語も飛び交っていましたが、ほとんど英語でした。とにかくジミーがどういう手順でスタイルを作っていくのかを最後まで確認しました。

モデルさんの人数もぱらぱらだったので、みながらジミーのヘルプをしていました。そうしたらエクステンション登場!本当に、ショーで使うものなので、一時的に長さが伸びればいいものです。なんとボンドで頭皮にぺったりと・・・・・・貼る。

さすがに、日常で日本でつけているエクステとは違い、近くで見てビックリ!!はずすときはどうするのでしょうか・・・・・・・・・・。??

ドライヤーとブラシをつかっていきながら癖を伸ばし、エクステをつけ、コテで根元までふわっとするように巻く。何人かこなしているうちに、ステージ側から大きな大きな音が流れてきました。

リハーサルです。まだ衣装には着替えていないですが、モデルさんがステージのほうへ・・・・・・・。

mirano 044.jpg

空気がいったんざわつきから静けさへと・・・・・・。もうすぐだぁ~~~~。

 

P・・・・・メイクのデモンストレーションが始まり、アイシャドー、マスカラなどの色物は一切使わずに、そばかすや、吹き出物は全て隠してシンプルでラグジュアリーなイメージ、あまりテカテカ・キラキラしないでリップもナチュラル。

デモを見ながら「アー本当に今コレクションの中にいるんだなぁ」と実感がわいてきました。

現場はフランス語ではなくて英語がメインでした。

日本人は一人現地で働いている方と私だけ、英語が苦手な私は、身振り手振りで相手に伝えることしかなく、このときばっかりは英語をやっておけばもっとコミュニケーション取れたのになぁとおもいました。

来たモデルさんから順にいすに座らせてメイクスタート。

結構すっぴんで来る人が多かったのですが、前のステージのままのメイクできている人もいて、モデルが自分で落としていたので意外でした。

平均身長が180センチと高く、本当に顔が小さく皆お人形さんみたいでみとれちゃいました。

全体にただやせているだけでなく、出るところは出ているので、バランスが本当に良かったです。平均年齢も14歳~20代前半と若く全然ツンツンしたり気取ったりした感じがなく、明るくて気さくな人が多かったです。さぁ・・・・・。

バックステージどうですか??

緊張感が伝わってますか??

今回はこの辺で、次回はこの後の後編でお送りします。

現場の声お送りしました。田村

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