ミラノへ行ってきました。④ ミラノコレクションレポート4

こんにちは!!!ミラノコレクションレポートです!!!

今回は長文編です。(前編)

前回もお話したように、ミラノコレクションのバックヤードへ現場の声です・・・・・・。

あまり体験したことがない緊張感と高揚感がたまりませんよ!!

日本でも本物のバックヤードに実際入っている人は

数少ないんではないかと思います。

今回は、面白いので、2009年、

私の行かせて頂いたミラノコレクションと2006年、

パリコレクションに参加したスタッフの生の声を

比べてお送りしたいと思います。

(ここからミラノはMでパリはPでお送りします)

M・・・・朝の7時30分現場に到着。

こんなに早くからコレクションの準備が

されていることにびっくりです。本番は11時30分スタートです。

前回も書いたのですが、私はマックスマーラーの

スポーツブランドのスポーツマックスというブランドに参加しました。

会場にはスタッフとモデルさんらしき人が

パラパラいる感じ・・・・・・。

私はヘアーで参加したのですが、

ほかにメイクとフィッティングの人や

たくさんのスタッフがかかわっています。

モデルも40人以上いるので、ヘアーを

担当する人たちも15名くらいいました。

緊張する中、ヘアーのリーダーの「ジミー」という

男性を紹介され、たどたどしい英語でご挨拶。

もっと英語が・・・・・・・話せたら・・・・・・。

この後私はもっとこれを感じることとなります。

P・・・・2006年はエルメスとジョンガリアーノ

というブランドに参加しました。

エルメスでメイクをしたスタッフの生の声です。

本番は夕方5時にスタートで1時に会場入りし準備を始めました。

やはり天下のパリコレクション。

モデルさんはプライドが高くて神経質なのか??

現場は戦場?など緊張と不安が入り混じった状態でした。

実際現場に着いたらかなり皆さん、

のんびりお話いていたり、

食事していたりとリラックスムード。

ちなみにフランス語でメイクさんの

ことをマキュアージュというそうです。

マキュアージュ15名くらいで

モデルさんの人数は45名くらい・・・・・。

夕方のステージもあってモデルさんの

いり時間はバラバラで他のステージを

いくつも掛け持っていて、終わってから来る人もいます。

そのためかなりギリギリになる人もいます。

M・・・・・徐々に人も集まってきて、

きているモデルさんからメイクが

始まったりしてきました。

ヘアーにもモデルさんがちらほら・・・・・・。

日本人はヘアーで一人だったので、

初めてということもあり、なにをしていいのか????

そうこうしているうちに、各セット面に写真が配られ、

リーダーのジミーがデモンストレーションを始めました。

このステージで作るスタイルです・・・・・。

なんと直前まで外部に漏れないように

スタイルなどは極秘なのです。

このブランドはスポーツラインというのもあり

とてもカジュアルな感じの衣装だったのもあって、

スタイルもナチュラル・。

日本人も好きそうなカーリーなカールスタイルでした。

テーマはスーパーシャイン。

とにかくつやっぽくつやっぽく、

弾むような軽やかなカールスタイル

という指示がありました。

ただ特定の決まった長さが必要であったようで

エクステンションをつけるという指示もありました。

まったく見たこともやったこともないスタイルでなくて

一安心。会話はイタリア語も飛び交っていましたが、ほとんど英語でした。

とにかくジミーがどういう手順で

スタイルを作っていくのかを最後まで確認しました。

モデルさんの人数もぱらぱらだったので、

みながらジミーのヘルプをしていました。

そうしたらエクステンション登場!

本当に、ショーで使うものなので、

一時的に長さが伸びればいいものです。

なんとボンドで頭皮にぺったりと・・・・・・貼る。

さすがに、日常で日本でつけているエクステとは違い、

近くで見てビックリ!!

はずすときはどうするのでしょうか・・・・・・・・・・。??

ドライヤーとブラシをつかっていきながら癖を伸ばし、

エクステをつけ、コテで根元までふわっとするように巻く。

何人かこなしているうちに、

ステージ側から大きな大きな音が流れてきました。

リハーサルです。

まだ衣装には着替えていないですが、

モデルさんがステージのほうへ・・・・・・・。

空気がいったんざわつきから静けさへと・・・・・・。

もうすぐだぁ~~~~。

P・・・・・メイクのデモンストレーションが始まり、

アイシャドー、マスカラなどの色物は一切使わずに、

そばかすや、吹き出物は全て隠してシンプルで

ラグジュアリーなイメージ、

あまりテカテカ・キラキラしないでリップもナチュラル。

デモを見ながら

「アー本当に今コレクションの中にいるんだなぁ」

と実感がわいてきました。

現場はフランス語ではなくて英語がメインでした。

日本人は一人現地で働いている方と私だけ、

英語が苦手な私は、

身振り手振りで相手に伝えることしかなく、

このときばっかりは英語をやっておけば

もっとコミュニケーション取れたのになぁとおもいました。

来たモデルさんから順にいすに座らせてメイクスタート。

結構すっぴんで来る人が多かったのですが、

前のステージのままのメイクできている人もいて、

モデルが自分で落としていたので意外でした。

平均身長が180センチと高く、

本当に顔が小さく皆お人形さんみたいで

みとれちゃいました。

全体にただやせているだけでなく、

出るところは出ているので、

バランスが本当に良かったです。

平均年齢も14歳~20代前半と若く

全然ツンツンしたり気取ったりした感じがなく、

明るくて気さ

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