ストレートパーマと縮毛矯正の違いについて

ストレートパーマと縮毛矯正の違いについて

某フリーペーパーにはこのように書いてありました。

 

一般的に1剤で髪の内部にあるたんぱく質の結合を切断し真っ直ぐに整え、

2剤で定着させるのがストレートパーマ。

縮毛矯正とはストレートパーマの1剤と2剤の間で髪に熱を与える施術で、

熱を与えるか否かがストレートパーマとの違い。

 

非常にわかりやすくまとまっています。ですが、ちょっと補足を。

確かに、縮毛矯正は一般的にはアイロンの熱で髪を変性させ

真っ直ぐに矯正することが一般的ですが、

たんぱく質でできている髪は、熱変性をおこすと本来の髪の構造とまったく違うものになってしまいます。

専門用語で炭化といって、焦げてしまう現象のことを言います。

これは髪が避けたい由々しき現象、これだけはどうにもなりません。

パーマは無理、カラーも変にくすみ、枝毛になり、強度は極端に無くなり最悪切れてしまいます。

お肉がこげて炭になって元に戻らなくなるのと一緒です。

 

さて、熱に頼らないと髪のくせは伸びないのでしょうか?

答えはNO。熱に頼らずとも、

縮毛矯正のように乾かしただけでストレートにすることも可能です。

しかも熱で髪が焼けないため、より自然な状態を保てます。

 

大切なのは、工程の途中で髪を乾かすことにあります。

 

髪には色々なアミノ酸同士の結合が存在します。

その結合を切ったりくっつけたりして形を変えるのがパーマやストレートです。

 

ちなみに水素結合という言葉、聞いたことはありますか?

濡れると離れて、乾くとくっつく結合のこと。

ブローやアイロンで髪に跡がつくのはこの結合が関わっています。

髪の結合の7割を占めます。

 

ストレートパーマは途中で乾かしませんから、水素結合はいじれませんが

縮毛矯正はこれもいじるため、くせが強い方でも

しっかり形ずければ思いのままコントロールできるのです。

(黒人さんのアフロのような髪は無理)

 

それを、高熱のアイロンを使うか、熱を使わずブローをするのか。

技術力や薬剤知識が問われますが、後者の方が髪が柔らかくより自然で熱のダメージも受けません。

さらに、髪と同じたんぱく質をたっぷりと補給しながら髪を傷む前の状態に

戻しながらすストレートにしていけば最高です。

それがムードで行っている髪質再生ストレートです。

 

まだまだ、湿気で普段とは違うボリュームやうねりが気になってしまう季節。

自然なストレートヘアで楽に綺麗を楽しみませんか?

 

 

 

 

 

 

 

 

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