こんにちは、ラテ自由が丘 髪質再生師よっしーこと吉川です。
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ラテではヘナの取り扱いはありません。
それは色々な理由があるからです。
理由1、100%植物性のヘナは赤茶けた色しか出せない
そうなんです。
もともとヘナは植物の色素で髪に染めていくので、
色味が決まっているので、色が限定されてしまうんですよね。
なので色々な提案ができないのです。
確かに色のバリエーションが選べるヘナもありますが、
それは一般的なカラー剤の色素と同じパラフェニレンジアミン(以下ジアミン)が配合されたもの。
100%植物性ではありません。
となると、ジアミンを使った一般的なカラーでも代用出来るのです。
逆にもう少し突っ込むと、ジアミンは色を取ることができますが、ヘナは取ることができません。
なのでカラーチェンジが難しいという特徴もあります。
理由2 カラーアレルギーをお持ちの方に使えない
はい、理由1にある様に色のバリエーションを求めると100%ヘナは色が限定されるため
ジアミンが配合されたヘナを使うしかありません。
ジアミンはバリエーションもあるのですが、残念ながらアレルギー物質でもあります。
カラーのアレルギーはジアミンが原因です。
そして一度でも反応が起きてしまった場合、花粉症と同じで治ることはありません。
アレルギーの方は、ジアミンが皮膚に付くと、かゆくなったり、赤く腫れることがあります。
アレルギーの方でカラーをしたい場合は、
ジアミンの配合されていないマニキュアかカラーバターがお勧めです。
明るくしてしまえば、色のバリエーションも豊富なのである程度希望を叶えられると思います。
※マニキュアやカラーバターについてはまた詳しく書こうと思います。
理由3 独特のハリが出る
ヘナを使うと独特の軋んだ様な質感になります。
年齢を重ねると、髪にコシがなくなってくるので
コシが出ることが喜ばれることもあるのですが、
ミディアム以上の長さになると、どうしてもコシが
綺麗に動く柔らかな質感を邪魔してしまい、軋んだ様な硬い質感になってしまします。
また僕の個人的な見解ではありますが、
髪のコシがなくなるのは、年齢の他にカラーやパーマに配合されている
アルカリによるダメージが影響していることの方が多いのでは?と思います。
ボリュームを出すためにかけるパーマや、毛先までのカラー。
その繰り返しによりコシがなくなっているケースも多いのです。
ラテではカラーはもちろんパーマでも必要ないと判断すればアルカリは使いません。
そして継続して髪質再生をしていれば、施術によるコシの低下はなくなります。
なので、ヘナを使う理由がないのです。
以上の理由でラテではヘナを使いません。
もちろん美容には本当に色々な考えがあり、何が正解かなんて無いと思います。
メーカーさんは扱う物に、使う人の幸せを願っているものでしょうし
美容師側も扱うにあたり、同じ気持ちだと思います。
あくまでも個人的な考え方として、捉えていただければと思います。
髪質再生師よっしーでした!
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