故郷  南三陸


今年も残すところあと数日となりました

今年もたくさんのお客様に
ムードグループにご来店いただき
有難うございました
年末でご予約も思うように取れずに
ご迷惑をお掛けしてしまったお客様
本当に申し訳ございませんでした
お客様に喜んで頂けることが
私たちの喜びでもあります
今年は・・・・・皆さんの記憶の中にも大きな
東日本大震災ありました
あの日から
当たり前は幸せだということ
日常の生活が有難いものだと
感じる事が出来ました
たくさんの人が家を失い
故郷を失った
言葉には出来ない悲しみ
大切なものを奪った津波
そう、私もあの宮城県 南三陸町で生まれ育った1人です
3月11日からたくさんの思いがめぐり
あの出来事から
自分に出来ることは
伝えていくこと
伝える事で
人の心の強さ
人を思うあたたかさ
それを再確認できるはず
一人でも多くに方に忘れないでいてもらいたい
私は今年で南三陸を離れ10年が過ぎました
でも故郷は変わらない
田舎ですが、とても良い町
かけがえのない故郷です
震災直後、南三陸町には
町民の為に
津波が押し寄せる中
町内アナウンスの仕事を続けた女性がいた
懸命に避難してくださいと繰り返す声で
助かったという人の声もありました
自分が避難するよりも
人の為にと行動をした人たちがいる
その人達の思いを胸に
これからを生きていく人たちがいる
私は、母一人子一人
仕事が終わり携帯を手に取りましたが
連絡はつくはずもなく
7日間がたち
連絡がついたときには
母は避難所になっている中学校で仕事をしていました
無事でいてくれただけで
本当に良かった
1ヶ月が過ぎたころ
休みを頂き
南三陸町へ行ってきました
電気や水道はまだ復旧しておらず
ライフラインが無く
当たり前の生活は有難く
食べたいものを
食べたい時に
食べれる事が
幸せに感じました
今年、そういう思いをした人たちが
居ることを忘れてはいけないと思う
またいつものように生活し
何もなかったように
生活をしていれば
だんだん人は
忘れてしまう
人は今に満足しなくなる生き物だから
感謝も忘れてしまうこともある
今年起こった自然災害を
時折振り返る事
もしも、そこに自分が居たら
どうしていただろう
自分に置き換えて
考えてみる
そうすると、今周りにある物が
幸せだと感じるのではないでしょか
仮設住宅で新年を迎える
人たちがいる
辛い記憶
二度と繰り返したくない事
だけど、繰り返さない為にも
忘れてはいけない事
前を向く事
東北の人は
もう、明るく
未来への希望を持ち
進んでいます
年始に帰省し
今の現状を見て
もしかしたら元気をもらったり
色々と感じてきたいと思います
お客様から
たくさんのあたたかい言葉をもらい
心遣いを頂き
本当に感謝の気持ちでいっぱいです
有難うございます
変わらずに
来年もムードグループに
ご来店いただけるように
スタッフ一人一人
震災から学び
お客様を迎えたいと思います
ムードの理念にも繋がっている部分
今後にまた書きたいと思います
来年もどうぞ宜しくお願いいたします
皆様にとって
すべての人に
幸せが訪れる年となりますように
横浜店  菅原

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