抗がん剤の種類によって違う、脱毛の程度
抗がん剤治療を始めるとき、多くの方が心配されるのが「髪はどうなるの?」ということ。
髪が抜けるのは覚悟しているけれど、実際にどんな変化が起こるのかは、
なかなか具体的な情報が得られません。
実は、抗がん剤の種類や体質によって、脱毛の程度には大きな違いがあります。
すべての方が同じように抜けるわけではないのです。
💊抗がん剤の種類によって違う、脱毛の程度
例えば
■S-1(エスワン)
内服タイプの抗がん剤で、脱毛は比較的軽度なケースが多いです。
「少しボリュームが減った」「全体的に細くなった」など、
部分的・軽度な変化で済む方もいらっしゃいます。
■パクリタキセル(タキセル系)
点滴で使用される抗がん剤で、脱毛が起こりやすい薬剤として知られています。まゆ毛、まつ毛、体毛なども抜ける方もいます。
一時的に髪が抜けることがありますが、治療が終わればしっかりと新しい髪が生えてきます。
私たちのサロンにも
「思っていたより早く生え始めた」「前より髪質が良くなった」「毛質が変わった」というお声をいただくことも多くあります。
生え始めは、くせ毛でくるくるした毛が生えてくる方が多いです
抜けないから安心…ではなく、「頭皮ケア」が大切
髪が抜けない場合でも、頭皮は治療の影響を受けています。
乾燥、かゆみ、皮脂のつまりなどが起こりやすくなるため、
頭皮環境を整えることがとても大切です。
サロンでは、以下のようなケアをおすすめしています。
1. 刺激の少ないシャンプーでやさしく洗う
2. 頭皮を清潔に保ちながら、保湿をしっかり行う
3. ウィッグを外した後の“素の頭皮ケア”を忘れない
特に医療用ウィッグをお使いの方は、
ウィッグの内側の通気性や清潔さも重要です。
小さな積み重ねが、治療後の髪の再生を助けてくれます。
どんなケアをしたらいいかわからないや、ちょっとした疑問でも不安に思ったことは、お気軽にご相談ください。